【第20弾】あの大喜利プレイヤーに直撃インタビューしてみた

インタビュー

どうも笑うモールス信号です。

大喜利プレイヤーにインタビューをする企画の第20弾です。

今回インタビューさせていただいたのは、ネット大喜利・生大喜利ともに幅広く活躍しており、大喜利バイキングや裏パフェなど印象的な大会で優勝したことのあるこの方です。

 


(しょう)さん

読み方は”そう”ではなく”しょう“。

先日、「爽さんと大喜利する会2022」という

さんを中心とした生大喜利の会が開かれており

ネット・生問わず人望の厚さが窺えるさん。

大喜利フェス・ボケクエではともに準優勝を経験しています!

そんなさんにインタビューをさせていただきました。

ぜひご覧ください!

Q1.あなたの大喜利歴と今までの実績を教えてください


2017年の6月ごろに大喜利プラスというサイトを知ったのが最初です。 もう5年になるんですね。

また、2018年4月には、「始めの一歩」という虎猫さん主催の初心者向け大喜利会で いわゆる生大喜利を始めました。 調べたらほぼ同時期に「遊び場大喜利」という、こちらも虎猫さんが運営されているサイトで長考大喜利を始めていました。

主な実績は

・大喜利バイキング優勝
・主戦場対抗大喜利フェス2019準優勝
・裏パフェ優勝
・ボケクエスト5準優勝 チームりゅうはかせ
・ネタボケライフ最高レート2255
・大喜利プラス最高7段


また、三年ほど前のIPPONグランプリで松本さんに読んでいただき、番組のUSBをもらったことがあります。 これが一番の分かりやすい成果と言えるかもしれません。

Q2.大喜利を始めたキッカケは?


当時、大学の友人と毎週Skype通話をしていました。 二人でパズルやトランプといったブラウザゲームを遊ぶのが習慣だったのですが、ある日ちょっと趣向を変えてみようと思いまして…。 それでツイッターの情報をもとに、すぐ遊べそうだなと選んだのが大喜利プラスでした。

友人はその日すぐ一位を取ってそれっきりやめてしまいました。 一方の僕は全然振るわなかったのがなんだか悔しくて、とりあえず一位が取れるまでやってみようと思って続けることにしました。

そこから今に至ります。

Q3.大喜利の回答を考える時に意識してること


一番は、自分が納得できる回答ができるまで絶対に粘ることです。 そのために一旦基準のラインを引くことをいつも意識しています。

具体的に申しますと、これは良さそうだなと思えるものが浮かんだら、それを基準として置いています。 そしてその回答より絶対に良いと思える回答ができるまで考えることにしています。 (これは時間に余裕のある長考ならではの考え方ではあります。) 基準を決めないと、その日その時のモチベーションによって納得できるラインがぶれてしまうので、このようなやり方をしています。

3分大喜利や生大喜利等の短考は時間的にそれができません。 なので自分の地力と経験、悪癖をそのままぶつけに行く場になっています。 意識して使い分ける、みたいな器用な事もやりたいのですが、現時点ではまだやれそうにないです。

あと、大喜利において自分が何が苦手か、何が好きじゃないかについては、あまり考えない、なるべく具体的にしないようにしています。 これは、大喜利における苦手なものを自分の中で一般化しないという意味です。(言葉にまとめるとき自分はすぐ安易に一般化してしまいがちなので)

勝ちに行く気持ちがある以上、回答の雰囲気は周囲の大喜利に合わせてどうしても多少は変わっていくものだと思っています。 なので過去に言葉にしたものがいつか自分を縛ってしまう気がするからです。 少なくとも自分はそういうのを結構気にしてしまう性質なので…。

また、投票するときや、自分の回答を候補から選択するときは、一読して面白さを感じるか、直感で好きだと思えるかどうかだけでできるだけ選ぶようにしています。

Q4.あなたのマイベストボケを教えてください

【お題】アフリカのジャングルに初めて家電量販店が建てられたときのエピソード

逆向きのエスカレーターに動物を追い込む新しい狩りが生まれた

遊び場大喜利

自分の好みど真ん中のものが出せて、さらに 結果が完全についてきてくれて一位になったのでとても印象に残っています。 投稿する時からこれはいける、と思った初めての経験だったと思います。

【お題】この番組は、○○○の提供でお送りしました

この番組は、大人の元気なこんばんはが聴けるのはここだけ 夜間学校の提供でお送りしました

第4回覆面タッグ

穴埋めで自分がやりたい事がしっかりできた回です。 前半部はいくらでも変えられる部分ですが、ベストのものを持ってこれたなと思います。

ギプスで覚えられてたから、治ったら関係が最初からになった

オーギリンズ11 β

良いのを思いついて気分よく締切を迎えられる事はなかなかないです。 この画像お題は特に苦しんで、締切1分前まで文章を変え続けた覚えがあります。 それがいい結果に結びついたので、粘りが無駄にならなかった回としてとても記憶に残っています。

Q5.あなたが好きなボケを教えてください


【お題】卵焼きの真実

本物は空にある

(不明)

大喜利プラス

大喜利プラス中期のボケだったと思います。 ログが見られないのでどなたのボケか分からないのが残念ですが、 お題がシンプルで覚えやすいのもあって最も印象に残っているボケのひとつです。 ボケにファンタジーさを持ち込むのってなかなか勇気が要るんですが、これは理想形です。

【お題】僕の彼女たぶんロボットだな、どうしてそう思った?

0時を過ぎたらお祝いの表情が消えた

(クライムクライムさん)

主戦場対抗大喜利フェス2021

切り取り方が完璧だと思いました。
こういうのがやりたい…

【お題】血液の99%を献血した男が一言

キリンには元気になってほしい

(天狗の住む町さん)

年忘れ第十五回60分大喜利

めちゃくちゃ面白いです
人間は無力だ

【お題】「 野原しんのすけ 、 楽 」 以上2つのワードを使って一文を作って下さい。

「別に出さなくても楽しめるな」と酒みたいな理由でケツを出さなくなっていく野原しんのすけ

(まるおさん)

ボケクエ3

括弧の文章それ自体は奇抜じゃないのに全体が明らかに面白くなってて、これって凄いことだと思います。

【お題】ナマケモノが怠けることをやめた理由は?

誰のか聞いたら若手の作品だった

(にゃさん)

ネタボケライフ959回

絶妙なあるあるってこんなに面白いんだと気づかされました。

【お題】オフィスに目安箱を設置した結果、一番多く書かれていた内容は?

朝のラジオ体操で爪痕を残そうとする社員がいるのですが

(IkorihaYimiranさん)

ボケクエ3

言われてなくても細部まで想像しやすいボケが理想なんですが、これはまさにそうでした。

すいません、痛みを感じない人と紹介してしまいました

(農園さん)

遊び場大喜利

今後起こることを自然と想像させられてしまうような、力のある回答にはとても憧れます。

Q6.あなたが好きな大喜利プレイヤーを教えてください


クライムクライムさん

お題にまっすぐで爆発力もあり、プラスの時から気になってた方です。 ツイッターに登場したときはすごく嬉しかったのを覚えています

wataoさん

比較的最近始められた方の中で、最も掴んでいる方だと思っています。 W杯で組むことができて、大喜利の話がたくさんできたのは大きな財産です。

アオリーカさん

ネットと生の両方で活躍してる人の中でも稀有な存在だと思っています。 それぞれで異なるスタイルを使いこなしてるからです。 共に戦ったボケクエの決勝。グレイモンの文章を会議で初めて見たとき、良すぎて感動しました。

お化けぬこさん

遊びのある回答の中にも鋭さがあって、自分にないものを感じるので挙げさせて頂きました。

フローラルな香りさん

主戦場2021の時にかなり注目していました。 常に焦点がしっかり合った回答を出していて、僕はそういうスタイルが好きです。

その他に、大喜利プラスで特に印象に残っているのは しょーんさん、ABC_dayoさん、6さん、頭金谷さん、がいちーさん、たんじぇんとさん、ひふみよさん

生大喜利だとより個人単位で見ることが多くて、 いしださん、さん、急遽猫を噛むさん、水の下さん、ぽるすさん、せんだいさん

最近知った方だと、とりふぐさんがとても気になります。 木曜屋杯には新しくて面白い方がたくさんいます。

Q7.今後の大喜利の目標はありますか?


何でもできるようになりたいです。

今、自分の好みの事はある程度やれているのですが、 その好みがまだまだ狭くパターンも少ないせいで、回答を連続で出したときに窮屈さを感じることがあります。 生大喜利をやると特にそれを感じます。 なので様々な味の回答を考えられるようになりたいですね。 出すかどうかはさておき、選択肢として持っておきたいです。 そのためにもっといろんな大喜利を見聞きしたいなと思っています。

ネット大喜利と生大喜利、両方を経験して個人的にそこそこ違いは感じますが、 両方に交わる普遍的な部分があると思っているので、そこをうまく汲むような 大喜利がしたいです。

その上で大きなタイトルを狙えたら最高だなと思います。

Q8.最後に何か一言お願いします!


最後なのに長々としたやついきます。

最近はチームを組むこと以外で大喜利の方と知り合う事がなくなってきてて… なので面識のない方とも積極的に組みたいと思っております。 特にこれまで組む機会がほとんどなかったベテランの方とチームを組んでみたいです。
口下手な僕で良ければよろしくお願いします!(今まで言葉を交わしたことがない大喜利の人全員に向けて)

インタビューを受けたときにはそういうことは何も考えていなかったのですが、自分の大喜利を見つめなおすとても良い機会になりました。 これをきっかけにまたモチベーションを上げていけたらなと思います。

余談ですが僕はネット大喜利を一年やってから、(初心者会という絶好の機会をもらって)生大喜利に手を出しました。 今思うとやって良かったなと思っています。 ネット以上に個人に焦点が当たる生大喜利は、他所の結果が直接刺激になるからです。

今は地方にいますのでほぼ参加できない状態ではあるんですが、大喜利へのモチベーションを取り戻させてくれるのはいつも、遠くで行われてる生大喜利の情報なんです。

なので自分の中ではネットと生は切り離せないです。 そして、そういう方が今後もっと増えていけばいいなと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。 ♪~(五時のチャイム)


さん、お忙しい中インタビューを引き受けてくださりありがとうございました!

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