2020年からなので、現時点で大体2年ですね！　数えやすいです。
ネタボケライフへの投稿を始めたのが2020年の7月で、スプレッドシート大喜利に初めて誘って頂いたのが2021年の4月です。大規模な大会はボケクエ5が初めてでした。
基本的にはVtuberの夜枕ギリーさんの大喜利企画ぶいばな99と、実況者の藤吉さん主催のウィルス撃退大喜利を主な活動拠点にしています。
夜枕ギリーさん:リンク
ぶいばな99(全99回、企画完遂済):リンク
藤吉さん:リンク
ウィルス撃退大喜利(現在全8回、企画名変更予定アリ):リンク

今までの実績は
・ネタボケライフ レート2100突破
・ボケクエ5 優勝
・大喜利3P ラストトーナメント 優勝
です

ちょっと前までは色々考えてやってた気がするんですが、最近はよく分からなくなってしまいました……
「お題に真正面から立ち向かう」というのは意識しています。その方が強いからというよりかは、その方が考えてて楽しいからです。そのお題じゃなくても使えるような、汎用性が高すぎる言い回しはちょっと控えるようにしています。
長考型なら、文字の1つ1つまでこだわって損はないと思います。世の中には、文字を読む時に脳内で発音する人達が一定割合居ます（僕もそのタイプです）。スッと読める文章かどうか、解釈に時間の掛からない文章かどうかというのは非常に重要だと思います。
時間があれば1日置いて考えたり、わざと自分のボケを否定的に見たりする時間も必要だと思います。

また、こちらはテクニックとは呼べない謎事象なんですが
長考型で一つのお題に向き合い続けていると、途中から回答が全く出てこなくなります（これは多かれ少なかれ皆一緒だと思います）。
この状態に陥ると、僕はネットのランダム単語帳をひたすら回して着想を得ようとしたりしてもがきにもがき、めちゃくちゃ遅い筆のままずるずると薄味の回答を出す状態が続くのですが、
ずっとそうしていると、ある時急にスラスラと筆が乗って1つの回答が出てくる時があります。そして、結果から見ればその回答がかなりの得点を取ってくれることが多いです。
これの意味する所は自分でも分かりきってはいないのですが、結局お題に向き合った時間は裏切らないんじゃないかと思います（そう解釈した方が僕の努力が無駄にならずに済みますし）。

まずは ぶいばな99 から紹介させてください。第71回「お金持ち」がテーマで3問出題された回での回答です。

この回答は各所で褒めて頂きました！　1問あたり大体300ほどの回答が寄せられるらしく、選考者のギリーさん曰く臓器に絡めた回答はややベタ寄りの発想だったそうです。その中でも回答をヒネって勝ち切れたのが非常に嬉しかったです。

ネタボケライフからはこちらを…

お気に入り数のかなり高い回答で、僕自身もかなり気に入っています。特定のメニューを頼むと裏の関係者だと認定される、という図式を過不足なく省略できた回答なので気に入っています。「ほう…」みたいな顔でという部分に色々詰め込めたんじゃないかなと思ってます。

ボケクエ5ではこういう回答も出せました

僕にとってはボケクエ5が初めて他の人と相談しつつ回答を考えた場なので、その予選第1試合目は非常に記憶に残っています。僕はあるあるを根底に持つ回答がすごく好きで、この回答はそれを上手いこと出来たなぁと思っています。僕は以前まであるあるネタというのは刺さる人に刺すというピンポイントな手法だと思っていたんですが、ここ最近は全人類にちょっとずつある思い出を刺激するという全体攻撃めいたものだと思っています。

最後に一つ。。。大喜利W杯2022の回答です。

得票率が2.18ということで、後にも先にもこれを越せる回答はそうそう自分では出せないなと思っています。これもあるあるに根源を持つ回答だと思っていて、ゲーセンにマッチしなくとも入っちゃいけない所に入ってしまい、すごすごと引き返すという思い出は全人類がちょっとずつ持っているんじゃないかなと思います。引き返すという幾ばくかの情けなさを含んだ動詞を選べたのも嬉しい所です。

まず前置きとして、僕は「死ぬ」とか「殺す」みたいな乱暴な言葉が入ってるとそれだけで無条件に笑ってしまいます。そういう言葉に弱いです。
ただそれは一旦置いておいて、自分も好きだし、皆これは好きなんじゃないかというものを紹介させてください。

まずはぶいばな99から……
第67回、テーマ「外食」の3問目より。

いや最高ですね。井之頭五郎節を失わない文体で、何が起こったのかを分かりやすく表現してます。爆笑しました。

ネタボケライフからは次の2つを……

めちゃくちゃ綺麗な回答です。自分もこういうの出してみたいですね……
文章も綺麗です。最後が走り出したで終わってることでドラマが生まれてますね、俳句です俳句

やられた～～！って思いましたね。これはお題の真正面に立った回答というより側面からのパンチという感じなんですが、そのパンチがあまりにも強すぎます。
「ネーミングセンスあります！例えば…」というフリボケにするという導線はあるかと思いますが、その方面にせずに簡潔に抑えるセンスがすごいです。

ボケクエ4は勉強のために穴が空くほど見ましたが、その中から幾つか……

いや～～最高ですね。爆笑しました。僕だったら日本語のアナウンスの後に英語でボケるという構文を思い付いた段階で英語の部分をめちゃくちゃ欲張っちゃうと思います。そこを欲張らずに抑えているのが格好いいです。

元から面白いお題って打ち返すというより寄り添うのイメージで回答を作った方が良いのかな～って思ってるんですが、これはどっちも実現してます。完璧に寄り添った上で完璧に打ち返してます。すごいです。

あとはボケクエ3からも……

多分見た目以上に、2ワード使って考える系のお題は難しい気がします。お題のフリから結構乱暴な方面に向かっていきそうな感じなんですが、ものすごく繊細な表現をした上で1位を取っていて痺れました。

まずは同じVtuberであるぷぷりちゃんを紹介させてください。正確には、バーチャルメルヘンふわふわスウィートフローラルフェアリーエンジェルyoutuberのぽっぷぽっぴんぷわーわぷぷりちゃんです。
そんなメルヘン可愛いぷぷりちゃんの印象に残っている回答ですが

これですね。これに限らずヘビーな回答を沢山する人で、なんというか地力の高さ、歴戦の出で立ちをすごく感じます。ぶいばな99にも古くから投稿しており、勝手に先輩のように思っています。

また、同じくぶいばな99に投稿を続けていた方々の中で、ボケクエ5にも一緒に出させて頂いたどぶさんも推します。
この人と同じボケを僕は出せないなぁと常々思います。どうやってその発想まで辿り着いてるんだろうというボケが非常に多く、ボケクエ5で数多のCGIを共にしてもその感想は変わっていません。
最近ので言うとこれとかすごく好きです。

最後に外しちゃいけないのがぺるともさんです。僕は初期の方、ぶいばな99と藤吉さん主催のウィルス撃退大喜利の二足のわらじで活動していたのですが、ぺるともさんとは藤吉さん主催の撃退大喜利の第4回でご一緒させて頂きました。
僕は当時大喜利界隈というものすら一切知らず、周りから「ぺるともさん来るんだってね、すごいね」と言われて「へー、楽しみだな」ぐらいの態度で居たんですが、当日始まってみればま～～～～面白くて、ま～～～～蹂躙されました。そこからこのままじゃいけないと思い立ってネット大喜利の世界に飛び込んだ憶えがあります。
ボケクエ5への参加が決まった時に大喜利名人維新の見れるページはほぼ全部見たんですが、そこでもぺるともさんの活躍ぶりはすごかったです。

これは名前を特に見ずに好きな思うボケを集めていた時のもので、あとからぺるともさんのボケだと気付きました。こういう滑稽さ、笑いに直で繋がる要素を織り交ぜるのが得意な人だと思っています。

基本的に褒められたくて色々なことをしているので、もっと褒められるように成長していくのが目標ですね。トロフィーや実績という観点から見るともう十分すぎるものを頂いているように思いますが、これに満足せず進んでいけたらなぁと思います。

インプットは裏切りません。
僕はネタボケライフでレートを伸ばしたいな～と思った時に第1500回ぐらいまで遡って回答を見漁りましたし、ボケクエ5に参加が決まった時は大喜利名人維新の見れるサイトをすべて見ました。大喜利3Pのラストトーナメントに誘って頂いた時も見れるアーカイブを全部見ました。
そのおかげか、色々な方々に色々と褒めて頂けるようにまでなれていると思います。
大喜利の回答だけじゃなくても、映画や本などの面白い創作物に沢山触れると人生が豊かになります。あとSCPですね。SCPは本当に面白いですし、僕の中のユーモア構築に幾らか関わっていると思います。「こういうSCPが読みたい」とかあったらいつでもリプ下さい。

出典：http://scp-jp.wikidot.com/

インタビューして頂きありがとうございました！