大喜利のチーム戦で行うべきこと

理論

皆さん、初めまして。

GiriNewSのラベンダーと申します。

見慣れない名前かと思いますが、普段は別名義で大喜利をしております。
とけつだいこんさんや、おうかさんが既に自己紹介されておりましたが、名義が異なるためこちらに関しては割愛させて頂きます。申し訳ございません。
なかなか誰が書いているのかよく分からない記事を読む気にならない方も多いかとは思いますが、その分内容でカバー出来たらと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

導入

現在他サイトではありますが、大喜利名人維新が主催されているボケクエスト5という4人1組、チーム対抗の大喜利大会が非常に盛り上がっております。

チーム戦では、個人での大喜利とはまた違った角度で楽しめるものだと感じており、また、大喜利に対する知識を深めることが出来る場だとも感じております。
そこで今までチーム戦を何度か経験し、勝ち進む中で私が大事だと思ったことをまとめていきたいと思います。
皆様がチーム戦を戦う上で参考になりましたら幸いです。

今回の記事の目次のようなもの

まず基本的にチーム戦では、

① 個人回答の持ち寄り
② 個人回答に対するチームでのフィードバック(チーム会議)
③ 投稿する回答の選出

の流れがあり、チームによっては①→②→①→②→③のように繰り返しているチームもあれば、②を省略されているチームもあるのではと思います。
この中で私は②が1番重要と考えており、①、③について軽く触れたあと、今回は②の有用性についてお話できたらと考えております。

① 個人回答の持ち寄り

形がまとまっていなくても、思いついたものは形にしてとにかく出してみることが大事だと考えております。
理由としましては、その後のチーム会議や回答を再度検討する際に何かしらのヒントになったりするケースが多く存在するからです。
「どのように回答を考えるか」につきましては様々な方が語られていると思いますので今回は省略します。

③ 投稿する回答の選出

②で出揃った回答の中でどの回答が良いかを選出します。
②で回答を練りすぎて最初の表現が1番分かりやすかったというようなことも実際あるので、1度フラットな目線に立ち返って選出することが重要です。
勿論ここに関しても重要度は高いのですが、ここに関しては運とセンスと経験が関わってくる部分でもあるので、場数をこなすに尽きると思います。

② 個人回答に対するチームでのフィードバック(チーム会議)

今回の記事におけるメインの部分です。
非常に重要だと感じており、ここでは会議をする上でどこに重点を置くべきか、について解説しようと思います。
私が会議において重要視している点として
⑴ 回答の発想について
⑵ 回答の表現について
⑶ 回答の見え方について

の3点が挙げられます。
順を追って説明しようと思います。

⑴ 回答の発想について
これについては会議をする上で一番重要視されている方も多いのではないでしょうか。
勿論、発想の良くない回答に票は集まらないですし、ここに時間をかけることは大事だと言えます。
ただし、発想についてはそれぞれチームメンバーの感性という曖昧さを含むため、「これが良い!」とハッキリ言うことが難しいという側面も併せ持っています。
また、それぞれ大会に参加している層によって票の入り方が本当に変わってくるため、そのような観点からも非常に難しい部分です。

⑵ 回答の表現について
チーム戦において非常に重要な部分だと感じております。
どれだけ発想が良くても、回答の意味が伝わらなければ票はなかなか集まりません。
(意味がないこと自体が回答となる場合もありますが、そちらについては割愛します。)
1人で大喜利をする中ではどうしても主観や考えた道筋が頭の中である前提で回答を見直すことになるため、表現に関する技術を養うことは非常に難しいです。
そのため、チーム戦で客観的な意見を踏まえた上でしっかり考えることが今後の大喜利にも関わってくると考えております。

どのような表現をすれば伝わりやすいか、もったいない誤解を生まないかに関しては
・とにかく同じ意味で違う表現をして、最適な表現を見つける
・回答の発想を使って別のもっとわかりやすいワードをみつける
等やり方は様々です。
表現を練る中で、回答が見違える程良く見えるようになったり、それぞれ個人では生まれなかった新しい発想が生まれることもあります。
チーム戦ではここが真髄だと感じている部分でもあり、勉強できる貴重な機会でもあると思うので、今まで会議を行ってこなかった方は是非積極的に会議をしてみてください。

⑶ 回答の見え方について
ここに関しては、ボケの面白さとはあまり関係なく、票を取るためのテクニックに近い部分です。
もちろんですが、投票をするのはロボットではなく人間です。
大会にもよりますが、回答者は投票が義務付けられていることも多く、時間のない中で急いで入れている人も少なからずいらっしゃると思います。
そのような立場に立つと、一目パッと見た時に回答がスっと頭に入ってきて、且つ少し捻りを感じる回答に票が集まりやすいというのが何となく分かると思います。
パッと見た時に目を惹く回答というのは、なかなか感覚の問題なので難しいところはありますが、例えば、
・回答の文字量
・読点の使用
・ひらがな、カタカナ、漢字の比率
など多岐に渡ります。
非常に地味なところではありますが、ケアするのとしないのでは差が出てくると思いますので、今度検証等できたら面白いのかなと思います。

終わりに

長くなりましたが、何より1番大事なのは、チームメイトと仲良く楽しく大喜利をすることだと思います。
雰囲気の良い中で出す回答と、窮屈な環境の中で出す回答では全然精度が変わってきます。

皆様も是非、チーム戦を是非大いに楽しんで頂けますと幸いです。

最後までご愛読頂きありがとうございました。

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP