記憶には全く無いのですが、2010年に友達と集まってみんなで大喜利PHPをしていた、と高校の同級生とグループ通話をした時に話してもらいました。 そこから穴を開けながらですが2年間。更に10年程空いて、大喜利茶屋のサービス始めたタイミングで2022年1月にネタボケライフに登録し、そこから現在に至るまで遊ばせてもらっています。

この半年間、実績と言えるものは積めていませんが…

ネタボケライフ 現行レート 2088.43
2022地域対抗大喜利フェス ベスト64 （現在進行）
大喜利ファイブ第1回（初期） 優勝

こんな感じでしょうか。

2011年の大学の夏休みにあまりに暇で3分大喜利（大喜利PHP）をするようになります。なぜかブックマークにありました。毎日16時間程遊んでいて週に500～600投稿していた気がします。 短期間で大量に触れていた事もあり、夏休みが終わる頃には自分に限界を感じて飽きていました。3分大喜利はこの頃が一番上手かった気がしますが多分気のせいです。 後に触れたいのですが、ネタボケライフのとある回答と出会い、その熱は長考の大喜利へと移っていきます。

まずはお題の芯を捉えることです。スタート地点が見えなければ、前提を裏切るような拡散も、ボタンの掛け違いを回収するような収束も出来なくなるので原点として大切にしています。採点者を振り回す為に、自分が迷子になってはいけませんね。

最も大切にしているのは「自分は本当に面白いと思っているか」というフィルターです。 例えば、回答を考える作業に疲れて『納得できていない候補から選択していないか』『○位になれたらいいや等のノイズはないか』これを何度も自問自答します。回答を練る時間と同等の時間をこの認知の歪みを叩いて直す作業で費やします。

最初から最後まで感覚的に回答を作るので、それが面白いか判断するセンサーは綺麗に磨いておきたいですね。 回答の中身に関しては「アホがボケている」を目指しています。これは単純です。

ネタボケライフで一位だったボケです。 これは動きのある「振り向く男性」「うなだれる男性」どちらかにセリフを持たせたい所ですが、実はこの世界観を彩る無言の右下の男性がポイントで、本来は別に無視していい存在だからこそ、彼が活きることが正解であると同時に、他のボケを裏切ることにもなる。これが上でお話しさせていただいたお題の芯というやつで、うまく出来てよかったね、の実例です。

「長い人類史以降、結構最近まで直立歩行してなかった」「歩くを飛ばして走った」「自分が描いた絵に、しかも進行形で恐怖する」など色々な前提のおかしさがお気に入りです。ボケそれぞれが邪魔せず上手く拡散できていると思います。

「絶対に入ってはいけない部屋」というありふれた描写に、新しい側面を創造できたのではないでしょうか。こういったボケとの出会いのために大喜利をしている節はあります。

3分大喜利から長考の大喜利へと引きずり込まれたボケです。完全に私の3分間では出てこない拡がりを感じました。今までやっていたものは空手の型みたいなものを覚える作業であって、お前の大喜利はここから始まるんだと突きつけられたのを憶えています。

思わず吹き出しました。後半の気持ち悪さが大好きです。完全に要らないんですよね。自分が一生かかっても出せないような鮮明な描写に憧れます。

今じゃなきゃダメなんですよね。ボーちゃん自身はそう思ってないかもしれない。このような投票者に神視点の構造を与えながら、突き詰めたようなあるあるに大笑いしました。ボーちゃんの優しさ、先生の優しさ、とても良いです。

過去の記憶から現在に至るまで挙げさせていただきます。

・ジャスティス智彦さん

ブログ”正義は勝つ”（http://justomo.blogspot.com）ではネタボケライフのレート2100を達成するまでの軌跡などがありますが、その時々の心情を事細かく綴られていて、ジャスティス智彦さんの人間的な可愛らしさがとても良いんです。SNSもそんなに潤っていない時代で、この世界には私と同じように大喜利が大好きな人間が居るんだと嬉しくなった記憶として残っています。

・きまぐれさん

どんな場所でも大喜利をしていて、勿体ぶらずにその姿を見せてくれるのは美しいですよね。一生大喜利と付き合っていく覚悟を持った背中はとても陽気で、大喜利って良いものなんだとハッとしました。

・坂本さん

とある配信で「ふんどしはかっこいい」というおかしな前提で話が進んでいた時、ある人の「ふんどしは洗ってるときが一番かっこいい」というコメントが付き、これも凄く面白いのですが、それに坂本さんがノータイムで「乗り物を洗ってるみたいでその時は自分がかっこいい」と言っていて、普段の坂本さんの大喜利がこんな瞬発的に出てくるのかとその天才性に気圧されました。その時はお腹が痛くなるくらい笑っただけですが、後で録画を何度も見返しました。

・大喜利茶屋で遊んでくれる人たち

急にサイト管理人の顔をしてとてもズルいのですが、これを言わないのは嘘なので言いました。我が子のように愛しいです。特に最近大喜利を始めた人には、ここで大喜利を学ぶとかそんなことではなく、ここで自分の才能を確かめてるといったような物の見方で巣立って欲しいと思っています。

・笑うモールス信号さん

GiriNewSの運営でもあるお方。この大喜利という遊びをインターネットの中で孤独に壁を押してどんどん広くしようとしている姿は脱帽です。運営って本当に大変なんですよね。大喜利茶屋が誰もやっていない時に宣伝してくれたご恩もあります。これは本当に一生忘れません。そのうえプレイヤーとして大喜利もめちゃくちゃ強い。これだけ辞めませんか？

ビジネスになると思ったから…という大前提は抜きにお話ししますと、大喜利茶屋の運営は二人体制なのですが、今まで二人で大喜利茶屋以外にもアプリを作ったり漫才をしてみたりなどをしていて、その動機には「何か世間がびっくりする面白いものを作りたい」という乾きがありました。

物欲や趣味が他に無く、その衝動だけが常にあったのですが、これって大喜利で遊ぶ多くの方にも通じるものではないでしょうか。 そういった人達に囲まれた生活はとても幸せです。

大喜利茶屋を構成する全ての技術、デザイン、世界観はロンモアが担当していて、その世界観の住人、広報、管理にミヤモトが居るような具合です。 大喜利茶屋の名で大喜利をしたり、ここでお応えさせてもらっているのはミヤモトです。

アニメーションから複雑なシステムの構築まで全てを任せっきりで本当に頭が上がりません。業界3年目くらいでここまで独学で持ってきたナイスガイですが、未だに仕事が山積みで、縁の下で頑張っています。皆さまの応援で支えていただけると嬉しいです。

基本的に大喜利的システムは私が案を出し、二人で決めていますので、実は私の役割は私以外でもいいのです。誰でもできますが、ちょっとだけ大変です。

こうやってお話しさせていただく機会を得たことでしょうか。それ以外は無いです。GiriNewSをはじめ様々な企画を運営する笑うモールス信号さんには分かっていただけると思うのですが、とにかくもうめちゃくちゃ大変です。大喜利をしている最中も常にお問い合わせに応対しないといけない。今日しんどいから更新やめとこうかな…とかない。絶対にやらなきゃいけない。 しかし時に「ありがとう」「頑張って」と仰っていただくこともあり、その言葉でオセロのようにひっくり返りますね。管理人をしていて良かったと思います。

プレイヤーとしては、

ネタボケライフ レート2350
大喜利天文台優勝
大喜利ファイブ優勝
現在進行形の地域対抗大喜利フェス2022優勝

こんな感じでしょうか。 広報担当ですので「自分が好きなボケができて満足」では済まされません。その覚悟を見てもらいたいと思います。半分冗談ですが半分本気です。 とはいえ忙しくさせてもらっているのでネタボケライフ以外はなかなか参加できていません。焦らず一個ずつ登っていこうと思います。

サイト管理人としては、

・大喜利茶屋が一夜に1000人がボケるサイトになること
・『毎晩ネットで若者が集まって怪しいことをしている』とAbemaに特集されること
・大喜利やっている若者に、大喜利に関わるサービスでご飯が食べられる姿を見せること

今思いつくのはこの三つです。

大喜利に熱中し、青春する若者の1ページに加われますよう大喜利茶屋も頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。 これはきまぐれさんの言葉ですが、大喜利で人生が豊かになるといいですね。

大喜利茶屋の管理人として、もう一方のロンモアは彼なりの視点があると思うので、大喜利茶屋が宣伝になるくらい大きくなりましたら、その時にでも取材してやってください。

ここまでお付き合いありがとうございました。