ネット大喜利を始めたのは２０１７年の秋で、当時はまだ大学生でした。今は無くなってしまいましたが大喜利プラスというサイトから入って楽しむようになりました。 　生大喜利に関しては２０１９年の３月、店長さんと虎猫さんが合同で開催した会からスタートしました。時期としては第２回の「始めの一歩」に近いので、その辺りで始めた方のことは勝手に同期だと認識しています。

ネット大喜利・生大喜利の中では

大喜利プラス　最高八段
ネタボケライフ　最高レート　2225.37
主戦場対抗 大喜利フェス2019 ベスト32
辻喜利 – 弐 -　連続六人斬り
木曜屋杯　優勝　９回 EOT 第５章　準優勝
オオギリダイバー HYPER DASH　vol.10 トリオトーナメント　準優勝／
高級車狙い（爽・ラパス・電子レンジ） 1500 vol.7　優勝

辺りが主な実績です。

IPPONグランプリ等の大喜利番組を見てやってみたいなぁという意識はずっと持っていて、突発的に「大喜利」と検索して始めた感じです。進学してからは関西で暮らしていたので、その中でお笑い好きの先輩や友人が多かったことも影響しているかもしれません。自分も面白いことを言ってみたいという願望は正直ありました。

生大喜利もハードルが高いものだと思い込んでいて中々踏み込めなかったのですが、ネットで知った方々があまりに楽しそうにしているので我慢できずに始めました。蓋を開けてみたら僕自身も凄く楽しめたので、もっと前からやっておけばよかったと今では後悔しています。

より多くの人に分かってもらうということは、特にスプレッドシート大喜利の初心者会を始めてから意識するようになりました。引っ張ってくる言葉の癖等は正直あるのですが、自分の好きな言葉を優先するということはあまりないです。

それから自分の回答をどうやって笑ってもらうかという点は少し気にしています。「馬鹿馬鹿しいなぁ」「極端だろ」「そんなの分かってるよ」みたいに、この回答を見た人がどんな反応をするか、余裕がある時は想像して回答しています。なので狙った解釈をしてもらえた時は本当に嬉しいです。

後最近は成績を安定させることにも気を遣っています。良い発想が出てこなくても何とか耐える、みたいな足掻きが好きなのかもしれないです。長考大喜利では思い通りにいかないことも多いのですが、３分大喜利や生大喜利に関してはある程度達成できているかなと思います。

印象に残っている自分の回答は少ないのですが、

は個人的に好きです。突き抜けてウケることが少ないので、良い反応を得られた回答は心の支えになっています。

他の方の回答の狙いや真意を間違えて伝えてしまったら申し訳ないので、箇条書きの形で挙げさせてもらいます。

自分が出せそうにない表現に関してはかなり憧れます。後は奇をてらうことなく強度だけで大量得点している回答も普段の大喜利で参考にしてます。結果的に何だか界隈で有名な回答ばかりになってしまってすみません。

後は自分が主催している会のログからいくつか挙げさせていただきます。

経験者の人を活かした回答も好きですし、初心者・ルーキーの方が初めての大喜利で見せる鮮烈な回答も好きです。色々な方の回答を見られるのも初心者会のモチベーションになっています。

好きや好みにも色々あるので、いくつか分けて名前を挙げさせていただきます。

好きかつ憧れているという意味では、冬の鬼さんと鉛のような銀さんです。

冬の鬼さんは生大喜利を始めるきっかけを与えてくれたといいますか、こういうスタイルがあるなら、是非目指してみたいと思わせてくれた方です。ライブやテレビ番組等幅広い舞台で活躍されているということも尊敬しています。

鉛のような銀さんは初めて生大喜利に参加した際に衝撃を受けた方でしたね…偶然その会で何度かウケて「これなら生大喜利もガンガン行けるんじゃないか」と思い上がりかけていた自分に、良い意味で冷水をぶっかけてくれた方です。どうやっても真似できないスタイルで場を制圧していく大喜利なので、憧れに加えて畏怖の念もあります。

また、憧れとは少し違うのかもしれませんが、大喜利プラスで上位だった人のことは目で追ってしまいます。坂本さん、βカロチンさん、きまぐれさん等、常に上位でいた方は当たり前のように票を取ってほしいというか、どんな場所でも強い存在であってほしいなと思ってます。

年齢が近い方の中で、好きだしうらやましいという意味ではアオリーカさん・ジャスミンさんがいます。

アオリーカさんは生大喜利でもしっかりと武器を持っていらっしゃるし、ネット大喜利でもちゃんと狙って爆発できる点がうらやましいです。生とネットで違うスタイルを両立しているのも珍しいですよね。Youtubeもグループで始められたし、充実してるなぁと指をくわえながら見ています。

ジャスミンさんはご自身の好きなことをそのまま大喜利に活かしている点が好きです。単に回答だけでなく企画にも活用されている所も流石だなと思います。普段は好き放題自分に引き付けて回答するタイプなのに、企画が緻密だったりする所に根の真面目さが出ているのも良いですよね。コロナ禍においては中々お会いする機会が無かったので、また色んな場でご一緒出来ればと思っています。

近年の活躍ということであればドクローネさん、骨密度さんはやっぱりすごいなと思います。

ドクローネさんの長考・大会での強さは本当にうらやましいです。安定して上位にいるということは本来離れ業なはずなんですけどね…ケロっとこなされているというか。この間お会いした際もすごく低姿勢な方で、「小細工なしで強い方」という印象が更に強まりました。

骨密度さんも３分大喜利での精度が圧倒的で、いつもすごいな…と感じています。ネット大喜利での圧倒的な実力を上手く生大喜利に転用できているのも理想的ですよね…それこそ３分大喜利から生大喜利に挑戦する人が多い時代ですし、これからのプレーヤーが大喜利に深くのめりこむ上でのモデルケースになるんだろうなと思ってます。

それからスプシ大喜利でさらに好きになった方としてはキミテルさん、お化けぬこさんが浮かびます。

キミテルさんはリモート形式が広がって参加回数が増えたことと、「キミテルさんがどんな回答をされる方か」みたいな認識が広まったことがシナジーを生み出しているように感じます。本当に安定とぶっ飛びを両立されているというか…是非また直接生大喜利の場でもお会いしたいです。

お化けぬこさんもスプシを機に多く交流するようになりましたが、舞台に合わせて方向性を切り替えるのが滅茶苦茶上手い方だなぁ…と思います。この間の辻喜利のような短期決戦、長考やタッグ戦、スプシのような疑似対面形式、それぞれに合わせてスイートスポットを用意できる器用さがやっぱりうらやましいです。

最後になりますが、最近生大喜利に復帰して小粒庵さん、武山さん、北戸田スイッチさんにはすごく衝撃を受けました。去年今年で生大喜利を始めている方の多くが印象審査に強いスタイルで始められていることは中々エグいと思うんですよね…

僕が始めた3年前はどちらかというと加点特化というか、手数を確保する方が多かった印象があるので、参加していなかった２年間でこんなに傾向が変わるんだなぁと、初めて拝見した時は呆然としました。始めたての方がテンポよくウケを取れずに焦ってしまうパターンは多いと思うのですが、そのリスクを踏まえた上でどっしり構えて強い回答を出すなんてどれだけ度胸があるのかって話ですよね…実際に参加した大会でも印象点でかなり差を開けられましたし、これからも何とか張り合っていきたいです。

ネットの目標としては、長考大喜利の大会でちゃんと勝ち進むことを目標にしたいです。いろんな大会で決勝リーグに入ってから大ブレーキをかけてしまうことが多いので、苦手意識を払拭するような勝ち上がり方をどこかで経験したいです。

後は色々な場所に顔を出せるようにもしたいと思っています。最近は沢山の方が大喜利茶屋経由で界隈に足を踏み入れているので、新たなプレーヤーの方と交流するためにも時間があれば「茶屋の夜」等に参加していきたいですね。大分離れてしまっていましたがネタボケライフにもちょこちょこ参加できればとは思ってます。

生大喜利に関しては大規模な大会、特にEOTで優勝することが目標です。六角電波さんに決勝で力負けしてからもう３年近く経ってしまったので、もう１回あの舞台に立ちたいという思いは強いです。厳しい挑戦なのは百も承知ですが、参加するからには各大会で全力を尽くすつもりでいます。

最後にネット・生に関係なく、大喜利人口を増やすお手伝いはしていく所存です。オンラインでの初心者会は続けていきますし、他の方が開いている初心者会や大会に対しても少しでも助力することができたら嬉しいです。

長い文章になってしまって申し訳ありませんでした。 　これからも大喜利を楽しむ人間、企画する人間として出来ることから実践していきますので、どうか宜しくお願いします。