北海道から東京へ大喜利をやりに行った~大喜利天下一への道~

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どうも、及川広大です。
僕は普段北海道の札幌で大喜利をしているのですが10/6~10/11まで東京へ行き第17回大喜利天下一武道会 東京予選、そのほかにも大喜利会大会に参加してきましたのでレポート、感想を書いていきたいと思います。
自分のやっているnoteで書けばいいけどもせっかく大喜利を取り扱うサイトなのでここに書かせて頂きます。(あと最近記事を書いていないので)

▼前回の東京遠征記事
北海道から東京へ大喜利をやりに行ってきた – GiriNewS (xsrv.jp)

今回一番の目的は第17回大喜利天下一武道会
東京と大阪で予選が行われ292人が参加、キャンセル待ちを含めると300人以上がエントリーしている誰でも参加が可能な大規模な大喜利大会である。
2019年以来、3年ぶりの開催。こんな大きな大会があるのであれば出なければという気持ちが高まりエントリー開始直後にエントリーをした。
僕は大会が始まる数日前に東京に乗り込み大喜利会などに参加し大会に向けて調整をして行った。

ボケルバ

せんだいさん主催大喜利会「ボケルバ」
前回の東京遠征に引き続き参加させてもらうことに。前回書いた記事でも書いているが地方から東京に遠征した際は是非参加してほしい。
東京の大喜利を最速で味わえる大喜利会である。
この場ではお久しぶりの人、ネットでは知っているけど直接会うのは初めましての人、ガチで初めましての人と出会い早速大喜利へ
偉そうなことを言うと久しぶりに会って「あっ、大喜利が上手くなっている」と思う瞬間が何度もあった。
やっぱり東京ではたくさん大喜利会や大会が開かれているから経験を積むことが出来るのかな。先の話になるけども天下一に参加していた人もレベルが上がっていたから凄いと思った。
そして次は僕が回答する番に、まずはいつも通り自分の回答を出す。
ウケたね~。おいちゃんの回答は東京でもウケるね~。
というよりやっぱりホワイトボードを使って自分の声で回答するのが楽しくてしょうがない。そんな雰囲気がみんなに伝わってくれたのかな。
そして回答でスベって僕だけが自分のスベった回答で爆笑して崩れ落ちるという良くはないけど僕が調子のいい時の状態であることも分かった。
会の後半には大会に向けて同じ形式で投票制で優勝を決めるミニトーナメントが始まる。
ここでも自分の大喜利をやったつもりだったが他の人がウケていたため決勝には上がれず、この会の優勝はでんらくさん。
印象審査だったがでんらくさんの回答は納得できる面白さなので流石だと感じた。
会の後はキルヒホッフさんが飲み会を開いてくれた。
キルヒさんの他にもセトピアくん、ハルマレくん、カタオカイツキくんと言うここ最近で大喜利を始めた若い子たちと大喜利の話をできたことがとても嬉しかった。
大喜利やっている人は当たり前だけど大喜利が大好きだ。そして大喜利の話をするのが大好きである。
僕はお酒も大好きなので飲みの席で大喜利の話をしたい。もしどこかで飲む機会があれば是非大喜利の話をしましょ。

第六回大喜利メランコリー杯~動揺~

FANさん主催の大喜利大会に参加しました。
大会が開催されること自体は知っていたが開催が決まった時には大喜利天下一の日程が出ておらずメランコリー杯と日程が離れていた場合、交通費の関係上見送っていた。もし天下一と日程が近かった場合は閲覧に行かせてもらおうと思っていたが北海道を発つ数日前にキャンセルが出て枠が出たのを見て速攻でエントリーをした。
メランコリー杯では6人1ブロックの天下一と同じ形式
予選では楽しく大喜利が出来てさらには自分の絵を描いた回答を出してスベって自分だけが大笑いをしている絶好調の状態。
んで負けた
自分の回答で笑ってわき腹を痛めたうえで負けた。
楽しいだけじゃ勝てないってのが大喜利の奥深さ、しかもメランコリー杯においては楽しくなっていたのは自分だけ
そういえばあたしどんな回答をしたかしら…
普段から自分の回答を覚えていないからなぁ。自分の出ている大喜利の動画とかログを見返して「うわっ、俺面白っ!」と満足する。
回答を出す前も「(この回答ちょっと面白すぎるかもしれない…)」と思い回答を出して想像より反応がなかった時に「ありゃりゃりゃりゃwwwwww」となって楽しくなってくる。
大喜利で楽しくやるのは大事、だけど自分が楽しいからと言ってウケに繋がるはまた別の話。
それでも僕は大喜利を楽しむことを最優先にしたい。楽しくやっていれば面白い回答も出るしメランコリー杯でもちゃんとウケた回答があったし自分の大喜利を出すにはまず楽しむこと。
つまり何が言いたいかっていうと

一番大喜利を楽しんだ奴が最強ってこと!

ボケルバやメランコリー杯で行われた印象審査
札幌の大喜利で対戦を行う場合は加点審査が多く僕自身印象審査での大喜利経験が少ない。
印象式は一つでも大きな笑いが出たら有利になるので長考して一答を出す手もできるのだがどうも僕は誰も手をあげていなかったり無の時間があったりすると何とかしなきゃと思い即回答に移ってしまう。
これはおそらく札幌の大喜利文化が関係しているかもしれないので近い内に札幌と東京(できれば大阪)の大喜利の違いを書けたらいいなと思っています。

大喜利天下一直前壮行会

大喜利天下一武道会当日
僕はこの日の予選②に出場、開始は夕方からだけど予選①も観ておきたかったので早めにホテルを出る予定だった。
しかしその前に大会当日の午前9時からお大喜利会があったのだ。
椙田政高さんが大喜利天下一の直前に朝から大喜利をやる機会を設けてくれました。
しかも出来るだけ大喜利天下一に大喜利天下一で壇上に上がる際にかかる曲 →Pia-no-jaC←の「Time Limit」のかかる中で着席をする。
この曲がカッコいんだ。
お題も大喜利天下一の様に1題目が文章お題、2代目が画像お題。終わったら誰が面白かったか投票して上位2名を決める。
模擬大喜利天下一だけどこの場ではただ好き放題に楽しく大喜利をやることにした。煩悩だらけの回答をしてキャッキャして他の人の回答でもキャッキャッと笑う。
椙田さんとはスプシ大喜利で一緒になったことはあるけど実際にお会いするのは初めて。
この会を機会に椙田さんとはたくさん話す機会があったけど椙田さんは大喜利に対して真摯な姿勢でいて熱くてエンターテイナーな人だなと思った。
主催者の時は参加者の為に色々と考えてくれて回答者になると回答でも動きでも椙田政高という男を印象付ける。
ちょっと憧れちゃう。

会が終わった後は宮城県からさんかするとれんさん、京都から見に来たゴハさんと開場時間になるまで会場近くの高円寺にある洋食屋でランチをした。
安くて量があってちょうどいい広さでNHKのど自慢が流れているにはちょうどいい店の雰囲気に志村けんのコントで出てくるジジイくらい手が震えているジジイが作るご飯の上手さに感動してかなりリラックスできた。
会場に着くと普段会えない(僕が札幌に住んでいるから)人と再会したり初めましてのご挨拶をしたりと和気あいあいとした雰囲気だったのでリラックスしながら会場入りすることが出来た。

大喜利天下一武道会

来たる大喜利天下一武道会
僕は予選②だったので予選①を閲覧することに
会場に入ると広い!大きい!俺の名前みたいな会場だ!そんな馬鹿なことを考えながらマイク使わないと声通らないなぁ。とかフリップもちゃんと見せないとなとか後ろの方は見えるかななんて考えたり考えなかったり
考えたり考えなかったりというのはその時のことをよく覚えていなかったからである。会場入りした時から楽しみすぎてフワッフワしていたのだ。
そんなフワッフワしていた中、天下一大喜利予選会の組み分け抽選が始まった。
参加者が発表されると拍手や歓声が上がる。コレは大喜利ライブでもなかなか味わえない。大喜利天下一武道会というのは特別なものなのだと感じた。
大会を見ていてまず思ったのはみんな面白い!
スゲェ!こんな大会に出れるのか!と嬉しさも出てきた。
後から聴いたら参加者の何人かは初めて人前で大喜利をする、まだ数回しか大喜利をしたことがないという人もいてそれなのにこんな大きな舞台で堂々と回答出せるのは素直に凄いと思った。
この大会を機にもっと大喜利をやってくれればいいなぁ。
そして予選①の結果発表
結果に関してはちゃんと会場のウケが反映されていてシビアな部分も出てきた。
結果に関しては意外という人もいたかもしれないけど大喜利に絶対強者はいないと僕は思っているし誰だって一番面白くなれるのが大喜利だと思っている。
これは自分の最高の大喜利を出さなきゃ絶対に勝てないな。そう思いながら自分が出る予選②に参加した。

予選②
自分が出る予選だけど緊張はしていない。むしろいつも以上にヘラヘラしていた
予選①をたくさん楽しんだのと普段お会いできない人とたくさんお喋りをしたりコンビニの菓子パン食べたからむしろ眠いくらい。
そんな眠気の中でブロック組み分けが始まった。
さあ、自分はどこのブロックに入るだろうか。むしろ全部のブロックに僕が入ったら面白いなぁ。とか思いながら選手がどんどん発表されていく。

Dブロック

6番

及川広大

名前を呼ばれた瞬間に「キタ!」と思った
回答席の順番は僕にとってあまり関係がないがブロックの中で一番最後に呼ばれたことで僕の目立ちたがり屋精神が最高潮に達した。
意図せずだけど最後に呼ばれるってことはなんか注目されてそうじゃん!そう思うとテンションが上がってくる。しかも順番は早めの方。
このテンションを保ちながら大喜利ができそうだ。
そして自分が出るまでの時間は他の人の大喜利を見て笑っていられる。
そして自分の出番に一人ずつ呼ばれ最後に呼ばれるのが僕。席に座ると改めて会場の広さを実感する。
そして1題目のお題
プロスポーツの審判がVTR検証中に爆笑した理由

印象審査なので長考して面白い回答を考えることもできたけどまずは自分の大喜利をちゃんとしたいということで頭に浮かんだものを自分なりに構築して最速で出す。
このお題を一番手で答えることが出来た。
反応は薄かったけどここでも堂々と楽しく答えられていると自分の中で感じ取れ深く考えずにそのまま行こうと判断した。
その結果このお題でウケた回答を出せた。

観客席で下手クソなディープキスをしているカップルが映った

三振じゃねーか!

この二つの回答は会場のリアクションが大きくなるのが分かった。
しかし他の人のウケてるなぁ。面白いなぁとも思っていたので少し焦りもあった。

2題目

画像で一言

このお題が出た時にセリフしか思いつかなかった。思いつかなかったら今持ってるもので勝負するしかないのでセリフ回答で攻めた。
その中でウケた回答が

パン?

この日、回答を出すタイミング、声の出し方、ボードの戻すタイミングもほぼ完ぺきに近い状態だった。
それが回答の質を上げてくれたので生大喜利をずっとやって来た強さが出たのかもしれない。
そして自分のブロックが終わり後は結果を待つだけ。残りブロックも先ほどと同様に楽しみ全ブロック終了。集計を待つ間は休憩時間
休憩時間に色んな人から「面白かった」「凄かった」「行ったんじゃない?」という労いの言葉を頂いた。
ただ休憩時間中はずっとそわそわしていた。ちゃんとウケていたし行った可能性もあるけど他の人も受けているから落ちている可能性もある。
大喜利中に全然緊張しなかったのに何で休憩時間中に緊張しなきゃいけないんだ。
休憩時間も終わり結果発表へ
Aブロックから順番にセカンドステージ進出者が発表されていく。

星野流人 49

ここで星野流人さんの進出が決まった
次点で元11才さんが「12票」

最後に僕の票数が発表される

及川広大 22

ヨッシャアアアアアアアアアア!!!!!!!

優勝したわけでもなければ本戦に出場したわけではない
それでもようやく東京で手ごたえを感じた回答を出せて勝てたということが嬉しかった。
嬉しさと安堵に包まれていたがセカンドステージはすぐに始まる。

自分はセカンドステージBブロックだったので1回他ブロックの大喜利を見れる余裕があった。
これは運も味方につけているのかリラックスできる時間が与えられた。
そしてBブロックここで僕の出番、勝てば本戦に進出が決まる。
また東京に行く理由をここで作りたい。

1題目

画像で一言

ここにきて珍しく「なんて答えよう」となった。
いつもなら何かしら頭の中にポーンと思い浮かんでくるのに全然浮かんでこない。
いったん他の人の回答を見てみるかと思い様子をうかがうことに
みんな前置きで「風呂は毎日」を言っていたので自分も「風呂は毎日」から初めて何となくリズム感の良い回答で行こうと思った行こうと思った。

風呂は毎日 毎日新聞

拍手笑いを貰えた。ただ一答目のこれだけだった。
これを出した後も「さてどうしたものか…」という状態が続いて付け焼き刃のような回答が続いてしまった。

2題目
「私たちは神の使いです」と言い張るロックバンドが起こした奇跡とは?

これも悩んだ。ポンポン出せそうだけどクリティカルなものを出すのは難しいかもしれない。だからとりあえず答えてラッキーパンチを狙うか。みたいなことも考えたけども1題目を取り返したいから長考モードへ

清原の刺青が綺麗に消えた

ここでも一答目で大きな笑いが起きた。
しかしまた一答目だけ、なんとか受けたいと思いながら出すもなかなかヒットせず。終わった後に悔しいからこのお題でもう一回やりたいですね。と同じブロックにいた人とも話をした。

そしてCブロックの閲覧も終わり集計、そして参加者は休憩へ
大喜利は全て終わったけどもソワソワする時間がきた。ソワソワしているということは多少自信と手ごたえがあったという証拠でその反面、もう少しウケを取れていればという欲もあった。
自分でも結果が予想衝かない展開になってしまった。
席に戻り結果発表を待つ。その間もいろんな方から声をかけていただき期待も膨れ上がった。

結果発表
ここで自分の天下一大喜利が続くか終わるかが決まる。
Aブロックからの発表、からまきさん、冬の鬼さんとセカンドステージで1,2を争っていたと言ってもいい2人が勝ち上がった。
これを見て大喜利に奇跡はない、自分の実力が結果を決める。

Bブロック結果発表
点数が低い順から発表されなんとラスト3まで残った。
本当にここで決まる。心の底からどうにかなってくれと思った。
そして票数が発表される。

及川広大   19
おせわがかり 20
羊狩り    38

1票
1票届かなかった。
悔しかった、けど納得した。
羊狩りさんもおせわがかりさんもみんな面白かったし自分の大喜利がどこまで通用するかも分かった。
終わった後もみんなから声をかけてもらえたしおせわがかりさんともガッツリ話して羊狩りさんとも握手をして本戦頑張ってください。と伝えることが出来た。
2日目の予選③と④も通して観覧してやっぱり大喜利って面白いなぁと感じた。
全予選が終わってから自分は凄い大会に出たという実感が湧いてきた。

残念ながら本戦に試飲出出来なかったけBブロック3位ということでリザーバーに選ばれました。
リザーバーは必要ない。本選進出者の方々が無事に出場できることを心の底から願っています。
そしてリザーバーとして大喜利天下一武道会を最後まで見届けたいということで東京にいるうちに本戦に向けて飛行機を取りました。
3か月後の2023年1月29日にまた会いましょう。
そして北海道は毎日雪が降っていることでしょう。なので皆さん、僕と一緒に飛行機が無事に飛ぶことを祈ってください。


及川 広大

及川 広大

北海道札幌市で大喜利をやっている及川広大です。 大喜利についてフカボリしていくYouTubeチャンネルをやっていますのでこちらもよろしくお願いします! ▼オオギリック(大喜利YouTube)高評価&チャンネル登録よろしくお願いします! https://www.youtube.com/channel/UCndpya8GwGpAeqan9vYeWxQ

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